金価格が上がっている七つの理由のうちの2つについて説明します。
まず、原油高とインフレ懸念について、そして、昨年半ばぐらいから話題になっているサブプライムもんだいについて説明します。
1.原油高とインフレ懸念
70年代に2度のオイルショック後のインフレで金価格は4倍に急騰した歴史があります。そこで金はインフレに強い資産と言われるようになりました。今回も原油などの天然資源高騰が進行する中で、金が買われているのです。更に、オイルマネーが分散投資の一環として金を購入する動きも見られます。
2.サブプライム問題
米国の低所得者向け住宅ローンの焦げ付き問題が世界的な信用不安を招いた結果、そのモノ自体に価値のある実物資産に一部シフトする動きが金への資金流入となって表れています。日本でも金購入理由調査で第一位(50.7%)が“金は紙くずにならない実物資産”という理由になっています。おいしそうな儲け話は警戒し、まずは資産の目減りを防ぐという今の投資家心理がはっきり表れていると言えましょう。ちなみに“価格上昇期待”という理由は第五位に留まっています。リターン(儲け)よりリスクヘッジ(資産保全)という流れが今回の金買いの最大の特徴なのです。
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