金貨(コイン)には、記念硬貨などの収集家向けのものと、地金型金貨の2種類ありますが、投資用の金貨はもちろん地金型金貨。地金型金貨であれば、金地金と同様、値動きが金価格に連動しています。
しかし、地金型金貨は金地金とは違い、鋳造コストなどのプレミアムが金価格に上乗せされた形で売買されます。小売価格と買取価格のスプレッドも、金地金より大きく設定されています。
スプレッドとは、金の小売価格と買取価格の値差のこと。ロンドン渡しの場合は30円、国内渡しの場合は、50~60円が主流。スプレッドが小さいほど、運用には有利。金購入価格も、微妙に違うので、よくチェックして購入してください。
地金型金貨には1トロイオンス、2分の1、4分の1、10分の1トロイオンスの4種類ありますが、価格に占めるプレミアムの割合は、小さなサイズほど高く、またスプレッドも大きくなります。投資効率を考えるなら、1トロイオンス金貨が最も有利だといえます。
金地金に対する地金型金貨の優位性はどこにあるのだろう。
まず地金型金貨には、バーチャージが必要ないこと。もし、投資予算が少なければ、同じ重量でも金貨の方が安くつく場合が多い。
小分けして売却できるメリットも見逃せない。金価格の安いときに金貨をまとめ買いして、必要なときに少しずつ換金することも可能だし、お年玉やプレゼントとして贈ることができるのも金貨ならではのスマートさです。
但し、金貨にキズをつけてしまうと、プレミアムが加算されなくなるので、保管には十分注意してください。
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