5月の金相場の予想をする前に、例によって4月の評価をしておきます。
4月の予想は、「前半は低迷しますが、後半は上昇トレンドに変わると予想しています。価格は、900ドル~960ドルですが、900ドルを切るという状況になると850ドルまで下げるかもしれません。その時には、上昇トレンドに変わるまでに、さらに1~2週間かかると考えています。円建価格は、ドル建価格が900ドル~960ドルの間であれば、2,900円~3,100円だと思っていますが、850ドルまで下げるようであれば、2,750円まで下げる可能性があると考えています。後半上昇トレンドになっても、960ドル、3,100円までは行かないと思っていますが、上昇ピッチが上がっても980ドル、3,200円までだと思います。」というものでした。
4月の金相場の流れは、3月に1033.9ドルの史上最高値を記録した後、下降トレンドに変わり900ドルを割れば、850ドルぐらいまで下落すると予想していたのですが、そこまで下げきらず早々に反転してしまいました。そのために、結果的には、まったく逆の展開になってしまいました。4月に入るやいなや上昇トレンドに変わり、その上昇トレンドが4月半ばまで続き、960ドル付近まで上昇しましたが、4月後半は下降トレンドになりました。金のドル建価格は、高値が17日の956.2ドル、安値は30日の860.4ドルでした。予想は850ドル~960ドルでしたので、ほぼ当っていたと思っています。円建価格は、高値が18日の3,141円、安値は30日の2,927円でした。予想は、2,900円~3,100円でしたので、少し高い方にズレるという結果になりました。
4月の予想に対する評価は、トレンドの予想は3月からの下降トレンドが早く終わったために、2週間ほどズレてしまい、前半と後半で、まったく逆のトレンドになってしまいました。当初予想していたよりも、ドル建価格の強さを感じました。900ドルを切っても800ドル台の価格は、たったの3日間だけで、すぐに900ドルを回復するという状況でした。しかし、後半に下降トレンドになり23日に900ドルを切ると、800ドル台のまま5月に入りました。しばらく、800ドル台で下値の模索が続くようです。
それでは、5月の予想です。4月の下降トレンドがいつ終わるかがポイントです。豊島逸夫氏が日経マネーのコラムで、「Sell in May and go away」という格言を紹介しています。内容は、5月は株も金も下がることが多いので5月には売っぱらって、修羅場から離れようという意味だそうです。格言から考えると、この下降トレンドは、まだまだ続くと考えるべきなのですが、この下降トレンドはゴールデン・ウィーク明けで終わり、その後は上昇トレンドに変わると予想しています。価格は、800ドルまで下げることはないと思っているので、840ドル~920ドルの範囲だと予想しています。たぶん、880ドルを挟んだ攻防がしばらく続くと考えています。円建価格は、2,900円~3,100円の範囲になるのではないかと考えています。為替の影響を±50円ぐらいみていただきたいと思います。今月の予想は、当たるのでしょうか?
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