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2008年3月の金価格の予想

 3月の金相場の予想をする前に、2月の反省と評価をしておきます。
2月の予想は、「FOMC後少しもたもたしますが、前半は920ドル前後で利食いをこなしながらさらに上昇していき、後半は史上最高値を更新したことで利食いに押され調整に入ると予想しています。ドル建価格の目標は955ドルですが、これを超えると1,000ドルを超え1,030ドルまでいくのではないかと考えています。下値の目途は、920ドル、さらに下げれば850ドルだと思います。円建価格は、3,100(3,000)円~3,300(3,500)円の範囲になるのではないかと思います。( )内は予想の上下限。」というものでした。

 2月の金相場の流れは、私の予想よりも2週間ほど早く進んだようです。中旬から10日間ぐらい調整した後上昇に転じると予想していたのですが、2月上旬には調整が終わり上昇に転じました。20日に949.2ドル、翌21日には958.4ドルと2日連続して史上最高値を更新、さらに27日に967.7ドル、28日に975ドル、そして29日には、978.5ドルまで上昇し2月を終えました。27日から29日まで3日連続の史上最高値更新となりました。一方、円建価格もニューヨークに引っ張られる格好で21日、22日に3,300円を越え、27日に3,322円まで上昇しましたが、ドル安円高の影響で、ドル建価格に比べると上昇しない結果となりました。

 2月の予想に対する評価は、トレンドの予想は2週間ほどズレましたが、ドル建価格は899.5ドル~978.5ドル、円建価格は3,053円~3,322円ですから、まずまずの結果だったと思います。ドル建価格は上下に20ドル程度ずれていますが、誤差範囲だと考えてください。大きな流れとしてはキチンと捉えていると自負しています。

 2月後半に金価格が大幅に上昇することになった大きな原因は、26日に発表されたアメリカの経済指標の悪さです。特に、卸売物価の上昇率は、事前予想0.4%を遙かに上回り1.0%。この1年で7.5%。これは26年ぶりで、中国並みの上昇率になったようです。物価上昇率がこれほど悪くなっても、FRBは3月のFOMCでFF金利をさらに0.5%は下げなければならない状況になっていることを考えると、金価格は3月もさらに上昇することは間違いないようです。

 それでは、3月の予想です。今月も大胆にやってみようと思います。3月はどのようになるのかというと、この上昇はまだ2週間ほど続くと考えているので、前半は上昇し、1,000ドルを超えることになるかもしれません。超えれば1,030ドルまで上昇すると思います。そして、後半下げてくると考えていますが、もし下げなければ、さらに上昇すると思います。ドル建価格は、1,030ドル~950ドルの範囲になるだろうと考えています。円建価格は、いつも同じことを言っていますが、為替がまったく予想できないの困っています。為替変動を考えなければ、3,200円~3,450円の範囲ですが、為替の影響を±50円ぐらいみていただきたいと思います。今月はどうなるのでしょうか?

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