4月の金相場の予想をする前に、3月の評価をしておきます。
3月の予想は、「2月からの上昇がまだ2週間ほど続くと考えているので、前半は上昇し、1,000ドルを超えることになるかもしれません。超えれば1,030ドルまで上昇すると思います。そして、後半下げてくると考えています。ドル建価格は、1,030ドル~950ドルの範囲になるだろうと考えています。円建価格は、為替変動を考えなければ、3,200円~3,450円の範囲ですが、為替の影響を±50円ぐらいみていただきたいと思います。」というものでした。
3月の金相場の流れは、ほぼ私の予想通りの展開になりました。ニューヨークのドル建金価格は、2月後半からの上昇トレンドを引き継ぎ、さらに上昇しました。そして、池水雄一氏の金セミナーが開催された3月13日には、ついに1,000ドルの大台に乗り、17日には1,033.9ドルの史上最高値を記録しました。しかし、その後は、19日、20日と2日間で80ドル以上の暴落となりました。17日に1,033.9ドルの高値を、20日には904.7ドルの安値をつけ、この週はたった3日間で130ドルも下落するという状況でした。一方円建価格は、異常なドル安円高の影響で、3月6日に記録した3,322円を越えることはありませんでした。3月の安値は24日の2,933円で3ヶ月ぶりの2,900円台まで下落しましたが、たった2日で3,000円台を回復し3月を終えました。
3月の評価は、トレンドの予想はドンピシャだったと自負しています。ドル建価格の予想は、1,030ドル~950ドルの範囲でしたので、高値はピッタリでしたが安値は予想よりも50ドルも下げてしまいました。円建価格の予想は3,200円~3,450円でしたが、実際には高値が3,322円、安値は2,933円、為替分を引いても100円以上安くなってしまいました。これは、ドル安円高が予想以上に進んだことと、1,000ドルを越えた後、金価格が一気に下落してしまったためです。
それでは、4月の予想です。その前に、経済の状況を簡単に説明しておきます。ドル資産離れが進みさらにドル安の流れになりそうな気配がありますが、ドイツ銀行がサブプライムで大幅な損失を計上する可能性があるということで、4月中旬に発表される欧米金融機関の決算状況によっては、また世界的な株安の流れに変わる可能性もあるようです。
4月の流れは、この低迷トレンドがまだ2週間ほど続くと考えているので、前半は低迷しますが、後半は上昇トレンドに変わると予想しています。価格は、900ドル~960ドルですが、900ドルを切るという状況になると850ドルまで下げるかもしれません。その時には、上昇トレンドに変わるまでに、さらに1~2週間かかると考えています。円建価格は、ドル建価格が900ドル~960ドルの間であれば、2,900円~3,100円だと思っていますが、850ドルまで下げるようであれば、2,750円まで下げる可能性があると考えています。後半上昇トレンドになっても、960ドル、3,100円までは行かないと思っていますが、上昇ピッチが上がっても980ドル、3,200円までだと思います。
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