6月予想の評価から。6月の予想は、「5月末からの下降トレンドは1ヶ月以上続くと考えています。長ければ2ヶ月ぐらい続くのではないかと思っています。その間ずっと下げ続けるわけではありません。5月末にかなりのレベルまで下げているので、あるレンジの中だけで動く可能性が高いと思っています。その価格レンジは、840ドル~920ドルの範囲になるのではないかと予想しています。円建価格は、2,900円~3,100円ですが、最近の為替の動きを見ていると、100円ぐらいの幅でどちらに動くのか分からない状況です。ここのところ、相場の流れは、私の予想よりも早く進んでいますが、6月は早く進んだとしても、上昇トレンドに変わってどんどん上昇するようなことにはならないと思います。」というものでした。
6月の金相場の流れは、FOMCが開催された25日までは、私の予想通りボックス相場だったのですが、FOMC以降、流れがガラリと変わり月末に急騰する結果となりました。891.3ドルでスタートした金価格は、25日までは860ドル~910ドルのレンジの中で動いていましたが、25日のFOMCでFF金利の据置が決まりました。その声明が利上げの時期を明確にしなかったため、インフレ警報のように捉えられたためか、ドル安の流れに変わり、原油価格だけでなく、金そしてユーロ、さらには債券までもが急騰する結果となりました。原油価格は史上最高値を更新、金価格はたった2日間で50ドル近く急騰というまったく、予想できない動きになってしまいました。円建価格は、為替が円安に動いたために、私の予想よりも100円近く上のレンジでの動きになりました。価格の予想は、ドル建価格が840ドル~920ドルの予想に対して、860ドル~930ドルと、予想よりも10ドルほど高くなりました。円建価格は、2,900円~3,100円に対して、2,980円~3,200
円ですから、これも約100円高く推移しました。但し、円建価格は為替によっては100円程度変動すると予想していたので、ほぼ予想通りだったと言えます。ただ、FOMCの後、短期間にこれほど急騰するとは誰も予想できなかったと思います。
それでは、7月の予想です。月末に急騰したことで、これから先の展開を予想するのが、とても難しくなりました。豊島逸夫氏は、日経マネーのコラムで、「原油や穀物価格の高騰、ドル安によりドルペッグ制を採っている国々の輸入インフレ、そしてサブプライム問題からの金融不安の再燃などを考えると、2008年第3ラウンドのゴングが鳴った!」という表現で、これから金価格が上昇すると予想しています。私は、原油や穀物などの価格があまりにも急激に上がりすぎたために、これらを力づくで抑えようとする動きが出てくるような気がします。なので、上がってもそこそこで終わり、下げる方向に動くような気がします。本格的な上昇トレンドが始まるのは、もう少し先になると考えています。ですから、7月も基本的に、ドル建価格は870ドル~950ドル、円建価格は3,000円~3,250円のレンジ内で動くことになるのではないかと予想しています。早ければ、7月下旬ぐらいから、第3ラウンドの上昇が始まることになるのかもしれません。今月の予想は、当たるのでしょうか?
2月の金相場の予想をする前に、いつものように1月の反省をしておきます。 1月の...
3月の金相場の予想をする前に、2月の反省と評価をしておきます。 2月の予想は、...
4月の金相場の予想をする前に、3月の評価をしておきます。 3月の予想は、「2月...
7月の予想は、まったく外れてしまいました。大外れです。これぐらい外れるとあっけ...
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