【2月の金市場の流れ】
2月の金価格の流れをドル建価格で振り返ってみます。2月2日に929ドルで始まり、1月下旬からの上昇トレンドを引継ぎ上昇していきました。そして、20日には2008年3月以来の1,000ドルの大台に乗せました。しかし、1,000ドルを超えたのは、この1日だけで、その後は下降トレンドになり、結局942.5ドルで2月を終えました。2月の高値は20日の1,004.9ドル、安値は9日の891.8ドルでした。
円建価格は、2,670円でスタートしNY市場の上昇と為替が円安に傾いたことが影響し大幅な上昇となりました。24日には昨年8月以来となる3,000円台を回復し、3,046円まで上昇しましたが、上昇はそこまでで3,000円台は3日間で終わってしまいました。その後下げて2,977円で2月を終えました。2月の安値は4日の2,574円でした。
【2009年3月の予想】
(金相場の流れ)
3月の金相場の流れがどのようになるのかを予測するためには、世界的な株安の流れがどのようになるのか、そしてヘッシバファンドの決算時期の影響がどうなるのかを考えなければなりません。
世界的な株安の流れは、当面続くと考えたほうがいいようです。アメリカ政府や各国の政府が景気対策を打っていますが、その効果がでてくるまで、まだしばらく時間がかかるようです。世界的な株安の流れから、株価が反転に移るまでは金へのマネーの流れは続くと考えられますが、あまり株価が下がりすぎると、また昨年と同じようにヘッジファンドの利益確定売りの流れになると予想しています。それはもう既に始まっているのかもしれません。昨年1,033.9ドルの史上最高値を更新した後、ヘッジファンドの売りによって暴落を始めたのが昨年3月のことでした。3~5月というのは、ファンドの決算時期なので、今回も時期から考えると同じような流れになると考えておいた方がよさそうです。
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