景気循環サイクルとして、コンドラチェフやジュグラー、キチンなどの名前を聞いたことがあると思います。これらは、短いものは3年、長いものでも50から60年ぐらいのサイクルです。コンドラチェフやジュグラーのサイクルはとても有名ですが、もっと長い800年の周期を見つけ出した人がいます。それは、村山 節(みさお)という日本人の社会学者です。
世界は広いようで狭いのかもしれませんね。こんな大発見をしたのが日本人だったなんて、あまり知られていないと思います。1973年に発見されたということは、まだ30年ほどしか経っていないのですから、知らない人が多いのは当たり前かもしれません。
800年周期説を簡単に説明すると、「文明は800年周期で東西が交代している。西暦2000年が東西文明の交差する年であり、今まで800年続いた西洋の時代が終わり、これから800年が東洋の時代になる。」ということです。
今、インドや中国だけでなくアジア諸国が活気づいている状況を見ると、実に納得できる話だと思います。アジアの国々が活気に溢れている、そして欧米諸国の元気がなくなっていると、最近特に感じます。これからアジアの国々が元気になってくるのは、本当に嬉しいことだし、とても楽しみなことです。
村山 節著 『文明と経済の衝突』
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