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ルールはどこまでつくればいいのか?

投資のルールを作るために、まず考えなければならないことは、「自分の投資ルールをどこまで明確に作りこめばいいのか?どこまでルール化すればいいのか?」ということです。ここでまず躓く方が多いようです。

 投資家向けのアンケートで、“自分のルールは持っているけど、利益が上がらない”と答えた方の理由に、“自分のルールが不十分だから”と答えた方は、“どこまでをルール化して、どこから裁量でやればいいのか”という事に悩んでいる人が多いということでした。その通りかもしれませんね。

私がお勧めするのは、“明確に出来る事”、つまりはっきりとルール化できる部分は出来るだけルール化してやってみる事だと考えています。完全にルールに従うのであれば、システムトレードと同じようなモノになりますが、そこまでやる必要はありません。というよりもやったところでできないと思います。投資している人の勘に頼らなければならない部分が必ずあります。それが、裁量(過去の相場経験からくる独自の判断や、言葉ではルール化できない部分の判断)だと思います。どうしても裁量の部分が必要なのです。裁量の部分はあくまでも裁量(最後の微調整)であり、相場の動きに対して、ちょっとした“最適化”をするためのモノです。ですから、すべて裁量でやるというのはダメです。

ルールが機能していないと思った時に、様子をみるか、ポジションサイズを小さくするか、ポジション数を少なくするのか?言葉で作ったルールで言えば、このポイントは買えないから独自にこの場合のみ、このシグナルを抜きにして、このポイントでエントリーするとか。こういうのが裁量の部分です。

自分の投資ルールを作る時には、“ルールだけで、年間を通じて利益が上がるように作らなければなりません。”裁量の部分が大きく、裁量によってなんとか利益が上がっているというのは、ダメです。分かりやすい相場や利益が上がっている時は、それでもいいのですが、利益が上がらなくなったら、裁量だけでは、“なぜ利益が上がらないのか分からない”という状況になってしまって、それまで裁量で判断していた事が、判断できなくなってしまうのです。

まずは明確に勝てるレベルまで自分の投資ルールを作ってみてください。

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