【3月の金市場の流れ】
3月の金価格の流れをドル建価格で振り返ってみます。3月2日に945ドルでスタートし、2月からの下降トレンドが3月中旬まで続き、10日に892.1ドルの安値をつけて上昇トレンドに変わりました。翌11日から上昇を始め20日には967.8ドルの高値をつけましたが、10日間ほどの短期の上昇に終り下旬には、また下降トレンドに変わってしまいました。2月20日に記録した今年の高値1,004.9ドルから100ドル近く下落し、922.6ドルで3月を終えました。3月の高値は20日の967.8ドル、安値は18日の882.7ドルでした。
円建価格は、2,977円でスタートしNY市場の下降トレンドに従って東京の金価格も下降し12日に2,824円の安値をつけました。NY市場と同じように上昇に転じ24日には2,992円の高値まで上昇しましたが、上昇もここまでで終り3,000円の大台を突破することはありませんでした。その後はNYにつれて下降に転じましたが、為替が円安に傾いたこともあり、NYほど下落しない状況が続き、結局2,918円で3月を終えました。
【2009年4月の予想】
(金相場の流れ)
4月の金相場の流れを予測するためには、どうしても考えておかなければならないことが3つあります。それは、GMやクライスラーなど、自動車メーカーの経営破綻の可能性、そしてアメリカ金融機関の資産査定の結果、最後がIMFの金売却です。
金価格が下げる流れを予想していますが、4年サイクルからみるとC波の下降トレンドは、これから本格化することになるようなので、金価格を下げる要因が徐々に出てくると考えています。当面、先ほど説明した3つの要因によって下げる心配はありませんが、これからこれらの要因が複合的に出てくると思います。
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