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どうなる2009年6月の金価格?(6月は、ずっと下降トレンド?)

【5月の金市場の流れ】

5月の金相場の流れを振り返ってみます。
ゴールデンウィーク中の5月4日に、アメリカの大手金融機関のストレステストの結果発表が予定されていたのですが、7日にずれこみました。ゴールデンウィーク期間中に金相場が大きく動くと考えていたのですが、FRBが事前にリークしていたようで、相場の流れが大きく動くことはありませんでした。

4月初めに開催されたロンドン金融サミットで、2010年には2%の経済成長を達成するために、「あらゆる必要な行動」を採ることで一致し総額5兆ドルの財政出動に踏み切ることを決め閉幕しました。この結果、景気や株価に対する楽観的な見方が広がる一方、安全資産としての金が売られるという流れになっていたのですが、金融危機の可能性がなくなったことで、マネーが米ドルから商品、新興国株などへ安全を持求めて逃避する流れに変わりました。そして、市場のテーマも金融危機から、その後遺症へと移行しています。つまり、金融安定化のための大量資金投入によって、あり余ったマネーが通貨増発型のインフレを招くという懸念がジワジワと浸透している段階で、インフレ懸念によって、金価格が上昇し始めました。935ドルが強い上値抵抗線だったのですが、それを突破したことで、一気に960ドル台まで急反騰、そして月末29日には980.4ドルまで上昇して5月を終えました。

【2009年6月の予想】

(金相場の流れ)

6月の金相場の流れを予測するために考えておかなければならないことは、市場のテーマが金融危機から、その後遺症へと移行し、マネーが株や商品に流れたことによって、5月下旬から6月初めにかけて金価格も上昇しました。しかし、6月初めのアメリカの雇用統計の発表によって、アメリカ経済が回復してきた兆候が見られたことで、金利引き上げ予測からアメリカの債券が買われる流れになりました。急激なドル高になっています。この流れが続けば、何の金利も生まない金価格も下げ続けることになります。しかし、それほど簡単な話ではありません。景気回復とインフレ懸念、どちらの流れが優勢になるのか、それによって、これからの流れが決まります。


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