”ごんた”です。
今日は、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が11/17日に
発表した『2011年第3四半期・世界金需要報告』を紹介します。
この報告書によると、第3四半期の世界金需要は前年同期比6%増の
1,053.9トンとなり、5四半期ぶりの高水準となりました。
各国中央銀行による購入に加え、ユーロ危機の深刻化に伴う欧州からの
金需要の拡大が大きな要因だそうです。
一方、第3四半期の金供給は2%増の1,034.4トン。
うち鉱山の生産が5%増の746.2トンでした。
金価格の上昇から得られる利益と保有資産のリスク回避を求める動きで、
投資需要は前年同期比33%増の468.1トン。
このうち390.5トンが金の延べ棒や金貨でした。
世界の中央銀行は148.4トンの買い越しで、
前年同期の22.6トンの買い越しから大幅に増加しました。
ロシア、タイ、ボリビアなどの国が購入しており、
「新興国の中央銀行は増加する外貨準備高をドル以外に
多様化させようとするなかで金塊を購入しており、
今年度の買い越しは既に350トン近い」とWGCは指摘しています。
宝飾需要は同10%減の465.6トンでした。
インドの宝飾需要が同26%減の125.3トンと大幅に減少したことが影響。
ただ、中国は同13%増の131トンと、2009年第1・四半期以来、
初めてインドを上回り世界最大の宝飾品需要国となりました。
ユーロ圏の債務危機の深刻化を背景に、欧州では金塊や金貨など
現物投資需要が、前年同期比135%増の118.1トンと、
前年同期の50.3トンから倍増しました。
また、金上場投資信託(ETF)の需要も前年同期比58%増の
77.6トンと増加傾向にあります。
今年のポイントは、各国政府の中央銀行が売りから買いに転じたこと、
そしてヨーロッパの債務危機でEU主要国の投資家が金買いに向かっていることです。
それでは、これで。
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